ハンドドリップは器具は手ごろなお値段で入手できますが、

ドリップする人や手順によって大きく味が変化してしまう方法です。

同じ味を出すのにはとても苦労することが多いと思います。

(そこが楽しいところでもあります!)

 

 

味を安定させる大まかなポイントとしては・・・

①温度や粉の量をキチンとはかる

②最初の1分の粉の蒸らし~抽出を丁寧に

 (特に蒸らしの過程は重要です!)

③粉のふちにはお湯を注がない

といったところだと思います。

 

 

ハンドドリップにはさまざまな流儀や理論がありますので、

楽しいコーヒーライフを過ごすための参考として・・・ご覧くださいませ!

 

 

☆ハンドドリップコーヒーの手順とポイント☆

                  (イラスト:とみー)

 

 

 

ハンドドリップの方法にも沢山のやり方があります。

こちらの方法を参考にして、お好みのドリップ方法を是非見つけてください!

 

 

<基本的なドリップの流れ>

 ★2人分・コーヒー粉(中細挽き)20g使用

   抽出液250~300mlお好みで

   湯温85-90度くらい

 

①コーヒー豆をドリッパーにセットします。

 平らにならしておきます。指を使ってもOK、淵を残して少し窪んだように

 しても注ぎやすくていいと思います。

 

 

②はじめに粉全体が膨らむ程度にお湯を注ぎます。

  ドリッパー下からポタポタ落ちるか落ちないかぐらいが目安です。

  20秒程度粉が膨らんで抽出の準備ができるのを待ちます。

 

③お湯がたりないと感じたときは適宜足しましょう。

 

 

④蒸らしが終わったら、下からポタポタと抽出する程度にゆっくり注ぎます。

 (蒸らし終わり~1分ぐらいまで)

 

 

⑤注ぎすぎると白い泡があふれて、丸いお饅頭型が決壊するので、

 様子を見ながら、お湯を注いだり一旦停めたりします。

 

⑥注ぎ始めてから1分を過ぎたあたりから、注ぐペースを早くします。

 (多めに太く注いでいく)

 1分過ぎてからはサーっと落ちるぐらいに注いでいきます。

 

 

⑦2分過ぎからは仕上げの段階。

 多めにお湯を注いでいきます。サーっと早く落ちるぐらいにペースをキープします。

 

 

⑧トータルで約3分ほど、目的の抽出量まで達したら

 液が落ちきる前にドリッパーを外します。完成。

 

 

 いろいろ試してテイスティングしてみましょう!

 

最初の一分をじっくりポタポタと淹れるとコクしっかり目に、

逆にサーッと落ちるくらい早く淹れるとコクやさしめで酸味が少し強調される感じに。

いろいろとお試し下さい。